生命線とは、親指と人差し指の間から流れるようにカーブを描いている線で、手相占いでは最もよく知られている線の1つです。健康状態や気力、生命力などを知るのに役立つと言われています。生命線が濃く太く見えている場合は、心身共に健康体で、バイタリティーに溢れています。精神面も強い傾向にあり、ストレスを溜めにくいのもこのタイプです。
生命線が薄い場合は、体が弱いタイプが多くなります。一方で鋭い感性の持ち主が多く、知能的な分野で能力を発揮するでしょう。手相占いでは、よく生命線の長さが寿命に関係すると言われることがあります。実際に長くきれいな1本線が大きくカーブを描いている場合は、健康で寿命をまっとうできるという意味です。
それに対して短い線は、生命力が弱いことを意味しています。寿命が短いということではなく、体があまり丈夫ではない傾向にあるといえるでしょう。寿命の長さは平均的ですが、無理をすると体を壊しやすいので、注意が必要かもしれません。では右手と左手、どちらの手相を見たらよいのでしょうか。
手相占いでは、利き手で現在と未来の運勢を見ると言われています。そのため右利きの人は右手を中心に、左利きの人は左手を中心に見るようにするのがよいでしょう。利き手ではないほうの手は、生まれ持った先天運を表しています。もともとの気力や生命力などが、どの程度備わっているかを知ることができます。
ただしこれは先天的なものですので、その後の環境の変化などで変わっていくこともあるかもしれません。
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